自分にとって初めての注文靴。
大阪のbontaというところで注文したものです。
値段は確か約10万円。
オーダー、仮縫い、完成の3段階で
製作期間は約1年。
デザインは黒のパンチドキャップトゥ。
完全なビスポークではなくて、
九分仕立てという作り方で製作してもらいましたので
部分的に機械縫いだそうです。
どこをどう機械縫い、という
詳しい説明を受けた気がしますが、
フィッティングとかには関係ないとのこと。
そして、これが大事なことなのですが
ビスポークよりも九分仕立てのほうが5万円程安いです。
よく手縫い原理主義というか、手縫いであることを絶対正義
みたいに考える人が、
スーツでも靴でも少なからず存在していると思いますが、
はっきり言って、どうでもいいと思います。
自分にとって最も大事なことは
履き心地
見た目
値段
履いているときの高揚感
などです。
少なくとも私は手縫いであることに意味をみつけられませんでしたし、
目的と手段をはき違えてはなりません。
2014年末の時点で8ケ月履いておりますが、
履けば履くほど、じわじわと愛着が増しています。
初めて注文靴に挑戦される方にとっては
値段も控えめですし、いいお店ではないでしょうか。
シューツリーはスピーゴラになっていますが、無関係です。