10年近く前にビスポークシャツをオーダーしたときの話

10年近く前、初めてシャツをオーダーしたときの話です。

そのときの自分はセレクトショップのシャツを主に着ていました。

ただ、頭の中では常に「?」が浮かんでいたんですよね。

なんか違うと。

なんか変だと。

でも、どこがどう違うのかわからない。

その問題を解決すべく、

ネット検索して某スーツのオーダー屋を訪れて

シャツをオーダーしたんです。

店に入った瞬間から違和感を感じました。

例えば、店員さんがあんまりかっこよくないとか。

そして当初の計画通り、シャツをオーダー。

一応希望を伝えました。

カフが手首でちゃんと止まるようにとか。

当たり前のことを。

するとそのお店の方は

「袖のボタン2つ付けますか?」と聞いてきました。

手首周りをゆったりもできるし、ぴったりにも調整できると。

それを聞いて私は「???」となりました。

「ボタン2つつけてオーダーする?」と素人なりに思ったんです。

「1つじゃないの?ビスポークなんだから」と。

もちろん、2つつけるのが不正解というわけではありません。

ただ、お店と自分が目指すところが、

あまりにもかけ離れているということが

その一言でわかってしまったんです。

良くも悪くも。

そのときはオーダーして帰りましたが、

家に帰っても「ボタン2つ付けますか?」が頭の中でグルグル。

次の日に冷静になって考えると

どう考えてもいいシャツができるわけがないと結論。

心苦しいですが結局、キャンセルしました。

つまり、言いたいこととしては

直感みたいなものは大事にしたいですねということ。

異論は全力で認めます。

写真のシャツはレスレストンですが、

本文の内容とは関係ありません。

レスレストンのビスポークシャツ3枚目をオーダー

レスレストンのビスポークシャツ カンクリーニのデニム