フィレンツェで職人として生きる

イタリア・フィレンツェに行くのは

靴のオーダーだったり、完成品を受け取るのが目標です。

それは間違いない。

でも、それに加えて

いろんな人の話を聞くのが楽しいんですよね。

イルミーチョの深谷さん、Saicの村田さん、Akirataniのタニさん。

職人としてフィレンツェで生きていくことを選んだ人たちです。

どうやって世の中に自分という商品を売り込んでいくのか、

ブランディングはどうするのか。

そんな話です。

自分とは生きている世界が全く違います。

今回もイルミーチョの完成品を受け取ったあとに

深谷さんにお昼をごちそうになりましたが、

入店したレストランの横の席には別の日本人男性が2人。

服装から判断するにファッション関係の人でもなく観光客でもない感じ。

2人は退店するときに我々が食べていた

いわゆる”裏”メニューのパスタについて尋ねて帰りました。

すごく気になっていたようです。

周知の事実ですがイタリアには

日本から修行に来ている料理人がとても多いです。

ファッション関係以上でしょう。

そのうちの2人でした。

イタリアにはひとつのレストランに

1人以上の日本人がいると言われます。

低賃金、または無給で本当によく働くので。

「あー、この2人も夢を追って

遠く離れたフィレンツェで頑張っているんだな」と。

そんなことを思いながら最後のプリンをモクモクと食べていました。

ただただ、おいしかったです。